宿について
Concept
かえる宿
子どもに
誰もが
57カ国の旅を経て辿り着いた五島列島福江島。
その日のごはんは自分で釣ったり、新鮮な野菜を収穫したり・・・自然体のまま飾らない、ヒトとヒトの交流の中で、地球の自然に身を浸すような心地よい時間が流れる毎日に「ここで宿ができたら」と、夢を膨らませていきました。
築60年を越えるこの古民家に最初に出会ったのは、五島に移住してから半年経った2022年10月。「宿をやりたくて、空き家や土地を探してるんだ」と、繰り返し口にしていくうちに、畑仕事でお世話になっていた農家さんのつながりからお話をいただいたのがきっかけとなり、この物語が始まりました。
「GIVE ME FIVE」は、”ハイタッチ”を意味します。看板として掲げるロゴには、2本の交わる直線でゲストハウスの屋根、テントの形、そしてハイタッチした時の2つの手をデザイン。このプロジェクトに関わっていただいた、たくさんの人たちの想いが込められた屋号になりました。
そして、世界中を旅してきて今でも心に残っている宿の共通点は"人間くさい宿”です。
毎日全開なオーナーと共にあるこのシェア空間が、島の新たな魅力の一つとして加わることで、ゲストの皆さんが、今日、出会うであろう五島の大自然と人たちに、ハイタッチして帰ってくれますように・・・
専門的な部分は地元の大工さんをはじめ、様々な業者さんの力を借りながらセルフリノベーションにもこだわり、その様子をSNSで発信することで、サポーターを募集。さまざまな壁にぶち当たりながらも、島内外から駆けつけてくれたサポーターや島の皆さんと共に、少しずつ、少しずつ、工事を進め、施工開始から丸1年経った、2024年3月15日、「GIVE ME FIVEーcamp & stayー」が誕生しました。
福岡の父と佐賀の母のもとに生まれ、千葉でサッカーに明け暮れて育つ。3兄弟の末っ子で甘やかされながら駒澤大学に進学し、2年の夏に親しい友人とヨーロッパ1ヶ月の旅に出る。この経験がすべての始まりだったんだろうな。
家族になかなか素直になれず、酸いも甘いも噛み散らかした20代を経て、慎重に物事を考えつつも結局直感に頼る人たらしに成長した。誰よりも子どもであれ!
オーナー紹介
なんとなくサラリーマン、結婚、車、マイホーム……なんかヤだな。そんな事思いながらも就職するしか選択肢がなく、新卒でホテル業界へ。「世界一周このまましなかったらきっと死ぬまで後悔する」いつからかその思いは夢となり膨らみ続け、2017年6月に飛び出し2年かけて57ヶ国を渡る。夢をひとつ叶えると、またひとつ生まれた新たな夢を追いかけ五島列島へ。
「世界中で受けた数え切れない優しさやおもてなしを、次は自分の宿で与える側になりたい」と、カッコつけているようだが、自分の夢を言い訳にひとりの女性に覚悟を決めれない恋愛こじらせマン。
川畑 徹平
Teppei Kawabata
History
・2017-2019 世界一周
・2019-2022 Amazon 運送業(千葉)
・2022-2024 五島に移住 カラリト(ホテル)、いきいきファーム(農業)、おうとうのいえ(学童)にてバイトを3つしながら将来を模索
・2024.3.15 GIVE ME FIVE 開業